どうも、青木貴士です。
今回は、あらゆる出会いに適用できる基本戦略のひとつ「ACSモデル」について解説します。このモデルは、プレイヤーが女性と出会ってからクロージングするまでの間、常に頭に留めておくべき基本戦略となるモデルとなります。
当サイトでは、この戦略モデルに基づいて、あらゆるスキルを導入していきます。いわば女性を落とすための全体像です。常に参照できる全体像があるからこそ、細部のスキルは向上し、全体像を意識して実践・検証を繰り返すことで、再現性も高くなっていきます。
なお、このACSモデルは、アメリカのナンバーワン・ピックアップアーティスト(PUA)であるMysteryが考案したものです。恋愛工学なんかはMysteryからパクっているだけです。
ACSモデルは、時系列に
【A】Attract:惹きつける
【C】Comfort:親密になる
【S】Seduce:誘惑する
という3つのフェーズからなります。
女を落とすためには、すべての行動に目的意識を持つことが必要だ、といつも言っていますが、頭の中にACSモデルのフレームワークを持つことで、これが容易になります。自分が今やっていることを全体の流れの中から客観的に見ることができるからです。
では、各フェーズについて説明します。最初の「Attract」フェーズは、出会いのフェーズです。ターゲットとの接触から会話のオープン、自身の価値をさりげなく伝達することでターゲットの興味を惹きつけ、主導権を取り、Comfortフェーズへ繋いでいきます。
真ん中の「Comfort」フェーズでは、いわゆる”なごみ“を行います。ターゲットとの心理的・肉体的距離を縮めていき、警戒心を解き、「抱かれても良い」という潜在的な心理状態を創りだし、ターゲットから”サイン“を引き出します。
最後の「Seduce」フェーズでは、いわゆる”ギラつき“を行うことで、最終抵抗を突破し、ベッドインへと誘います。
この3つのフェーズをすべてクリアすることで、プレイヤーは初めて、「セックス」という目的を達成することができます。すべてのフェーズに意味があり、スキップできるフェーズはひとつもありません。一つひとつのフェーズを丁寧に、かつ意識的にクリアすることが大切です。そうすることでプレイヤーは、より深くゲームに習熟していくことが可能となります。
各フェーズでやるべきことを簡単にまとめると以下のようになります。
Attractフェーズで、「(自分の)価値を伝える」とありますが、正確にはComfortフェーズにおいても、「価値を伝える」ことは必要です。Attractフェーズでの「価値提示」は、主にプレイヤーに対する興味を持たせるために行い、Comfortフェーズでの「価値提示」は、信頼を獲得し、距離を縮めるために行うものです。目的がやや異なるのです。
もちろん、Attractフェーズでも、「信頼獲得と距離を縮めるため」の価値提示を行うこともあるし、Comfortフェーズで、「興味維持」のための価値提示を行うこともあります。
なお、この「価値提示」のことをアメリカのカリスマ・ナンパ師Mysteryの理論では、「DHV(Demonstrations of Higher Value)」と言ったりします。
自分が今、どのフェーズにいるのか?何をすべきなのか?を明確に意識することが大切です。自分が現在いる「位置」と、その位置において「やるべきこと」が明確に分かっていなければ、プレイヤーはゲームの過程で迷子になってしまうからです。ACSモデルはこれを明確にしてくれる非常に使い勝手の良いツールです。
今回は、抽象的な解説にとどめましたが、このフレームは完全に頭にインプットして、常に参照できる状態にしておくこと必要があります。「ナンパ道」的にゲームを学んでいく上で、この戦略モデルが大前提となります。
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